身体的拘束最小化に関する表明
- 新潟医療生活協同組合 木戸病院は、地域住民に寄り添い、患者の尊厳と権利を大切にした医療・看護を基本理念としております。
- 当院では、身体的拘束が患者の心身に及ぼす影響を十分に認識し、身体的拘束の最小化を病院全体で取り組むことを表明します。
- 身体的拘束は、緊急やむを得ない場合に限り、「切迫性」「非代替性」「一時性」の三原則に基づき適切に判断をするとともに、多職種による継続的な評価を行い、早期解除に努めます。
- 今後も、患者・家族に寄り添ったケア、代替ケアの充実、職員教育、多職種連携を推進し、安全で安心できる療養環境の提供に努めてまいります。
2026年6月
新潟医療生活協同組合 木戸病院
病院長 佐藤 秀一
看護部長 佐藤 悦子
身体的拘束最小化のための指針
1.身体的拘束の適正化に関する基本的考え方
当院では、患者様一人ひとりの尊厳と人権を尊重し、その人らしい生活を支えることを基本としています。認知症などにより自らの意思を十分に表現できない場合であっても、一人の人間として尊重し、その人らしいケアを提供することが重要であると考えています。身体的拘束は、患者様の行動の自由を制限し尊厳を損なう行為であることから、身体的拘束を行わないケアを基本し、患者様・ご家族・医療従事者が共通の認識を持ちながら、安心して療養できる環境づくりを努めます。
2.身体的拘束最小化のための基本方針
①身体的拘束等の原則禁止
当院では、患者様の尊厳と人権を尊重し、身体拘束及びその他の行動を制限する行為は原則として行いません。ただし、患者様のまたは他の患者様等の生命・身体を守るため、緊急やむを得ない場合に限り実施します。
②緊急やむを得ず身体的拘束を行う場合
身体的拘束は、「切迫性」「非代替性」「一時性」の3要件をすべて満たす場合に限り、多職種で十分に検討したうえで実施をします。
③身体的拘束の早期解除
身体的拘束実施後は継続的に必要性を評価し、多職種で協議をしながら、早期解除に努めます。
3.向精神薬の適正使用について
当院では、向精神薬等の使用にあたっては、非薬物的なケアを優先します。薬物療法が必要な場合は、患者様の状態を十分に評価し、必要最小限の使用を原則とします。また、症状の改善に応じて減量・中止を検討し、漫然とした長期使用は避けるようにします。
4.身体的拘束最小化に向けた体制
①院内に身体拘束最小化対策に係る身体的最小化チームを設置する。
②身体的最小化チームは以下の業務を行う。
(1)身体拘束の実施状況を把握し、管理者を含む職員に定期的に周知徹底をする。
(2)定期的に本指針や身体拘束最小化に関する規定を見直し、職員に周知し活用する。
(3)身体拘束の最小化に関する職員研修を企画・実施をする。
(4)病棟の巡回を定期的に実施、病棟の職員とともに身体的拘束が行われている患者の解除や代替策の導入や具体的な提案を積極的に実施する。
5.身体拘束最小化のための研修
医療・ケアに携わる職員に対して、身体拘束最小化のための定期的な教育研修(年2回)の実施を実施する
6.本指針の閲覧
本指針は、当院で使用しているマニュアルに掲げ、すべての職員が閲覧を可能とするほか、患者・家族が閲覧できるようにできるようにホームページに記載する。
この指針は、令和6年12月10日より施行する


















