DPCについて
入院医療費はDPC(診断群分類別包括評価)によって 計算されます。
DPCによる入院医療費の計算方法
DPCとは、入院される患者さんの病状などをもとに手術や処置の内容に応じて定められた1日当たりの点数を基本に医療費を計上する新しい方式です。従来は、投薬・注射・検査などの診療行為を行った分を合計して計算する「出来高算定」方式でしたが、DPCでは1日当たりの点数が決められており、投薬・注射・検査などの診療行為はその決められた点数に包括されています。したがいまして、投薬・注射・検査などの診療行為を多く行う必要があった場合でも、1日当たりの包括診療費は変わりません。ただし、手術などの医師の専門的な技術を必要とする分野は従来の出来高算定方式で医療費を計算いたします。